アルミニウム合金の2000系はAl-Cu-Mg系の合金として熱処理型合金に分類されています。また、アルミの他に銅(Cu)やマグネシウム(Mg)が多めに添加されているという特徴があり、鉄鋼材料に匹敵する強度をもつアルミ合金とも言われているんですよ。ここでは、2000系の特徴や用途をざっくりと紹介しちゃいます。
アルミニウム合金には様々な種類がありますが、何を作るかによって使う種類が異なります。このサイトのトップページでは、それぞれの目的に応じたアルミの熱処理会社を紹介していますので、そちらもぜひご覧になってくださいね。
アルミの2000系はアルミの他に銅(Cu)やマグネシウム(Mg)が多めに添加されている合金であり、鉄鋼材料にも匹敵する強度を持っていると言われています。Al-Cu-Mg系の合金であり、「ジュラルミン」や「超ジュラルミン」などと呼ばれている2017や2024が代表的な合金として広く知られています。また、2011は切削性が高く、「快削ジュラルミン」などとも呼ばれています。1000系から7000系まである合金の中で7000系の次、2番目に強度が高いと言われていることに加え、2000系は熱処理合金であることから焼きなましだけでなくT6処理によって強度を増すことが可能であり、さまざまな製品・部品に用いられています。
2000系アルミニウム合金における最大の特徴は鋼材にも匹敵するとされているその強度ですが、それと同時に切削性がよく加工もしやすいという特徴のある合金です。その一方で耐食性・溶接性は他のアルミニウム合金に劣るという弱みも持っており、銅を含んでいることから海水などに対する耐性が弱く、取り扱いには注意が必要であるとされています。また、接合に関してはリベットやボルト接合、抵抗スポット溶接が適しています。そしてこの2000系アルミニウム合金を用いた製品の用途としては主にシャフトや光学部品、ネジ部品などといったある程度の強度を必要とする製品となっており、自転車のハブやギヤ・航空機部品・油圧部品などにも用いられているアルミニウム合金です。
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