ここでは、アルミ熱処理に対応している会社を32社取り上げています。会社によって対応可能な熱処理方法やサイズなどが異なりますので、トップページでご紹介している企業と共に是非ご覧ください。
トップページでは目的別にみた、アルミの熱処理会社を紹介しています。どんな熱処理に長けているのかなど、いろいろと見比べてみるといいでしょう。
アルミニウム合金やマグネシウム合金における熱処理を専門にしている会社です。電気炉の溶体化炉(12炉)の他、焼入用水槽やマグネシウム合金熱処理用装置など完備。24時間体制での作業体制で、ニーズに合わせた熱処理方法の提案や、単品や試作品にも対応しています。
アルミニウムの熱処理加工・矯正加工の他、工業炉も取り扱う設備メーカーです。金属の熱処理加工から始まり、そのノウハウからアルミニウム熱処理もスタート。今では専門メーカーとして、各種熱処理による小ロットから大ロットまで24時間体制でのサービスを提供しています。
金属熱処理では、創業から続けている浸炭熱処理技術の向上に力を入れており、独自のソフトを使った精度の高い処理技術による製品加工。関東、中部、近畿に工場が4つあり、これまでのノウハウから材料選びや前処理法案などニーズに適した工程を提案しています。
板金加工・プレス加工をメインに、金属製品の加工や製造をおこなっている会社。サンプルの作製やODMでの設計など顧客のニーズに寄り添ったサポートで、開発から企画、出荷まで一貫生産で提供しています。熱処理加工では各種鉄鋼材料やアルミなどの非鉄材料と幅広く対応しています。
鉄鋼や軽合金の熱処理加工、コーティング処理など、熱処理加工全般に対応。東海エリアを中心に、自動車産業をはじめ地元企業にサービスを提供しています。アルミ熱処理では、T4・T5・T6・T7処理をはじめ多数の熱処理技術で、各種処理条件に合わせた製品を提供しています。
加工前の素材や熱間鍛造後への熱処理、切削加工・鍛造・鋳造製品が完了した製品への熱処理、最表面に特殊な処理を施す表面改質を専門にする会社です。国内に8か所、海外に2か所の工場拠点を持ち、多数の熱処理炉を保有。各工場によって対応できる熱処理が異なります。
鉄鋼やアルミ製品など、金属熱処理加工を専門にしている会社。焼鈍や焼準などの熱処理からショットブラスト、塗装、品質保証・検査と自社一貫でおこなっています。また、「ISO9001」と「ISO14001」の認証を取得(※)するなど、高品質なモノづくりを可能にしています。
各種ステンレスの真空熱処理をはじめ、真空ロー付け、治具による焼入れ、真空熱処理による新技術の開発などを提供している会社です。主要設備には大型炉2基の他、3室型連続式と横型全面冷却吹き出しの真空炉を備え、小ロットから大ロットと幅広く対応しています。
アルミ鋳造品の開発・製造会社。金型設計からおこなっており、新製品の開発にも携わっています。アルミニウム合金での熱処理では、焼鈍や安定化処理、応力除去処理、時効熱処理などがあり、目的に応じた熱処理を提供しています。
1トンから10トンまで生産可能なガス炉8基に、冷却用の水槽・油槽、ショットブラスト3基、歪矯正用プレス、硬度検査機など充実した設備を揃える総合熱処理加工会社。短期間での納品と小ロットから大ロットまで柔軟な対応を可能にしています。
特級金属熱処理技能士や一級金属熱処理技能士、熱処理マスターなどが在籍。アルミ熱処理炉は14機あり、ニーズに合わせたT6溶体化・時効硬化・鈍しなど様々な熱処理を提案・提供しています。また、中間修整や寸法検査、仕上げなども一貫しておこなっています。
熟練事業では熱処理から表面熱処理まで対応。作業は熱処理技能士がおこない、製品一つ一つに個別工程管理・検査・記録を残すなど徹底しています。 圧延事業では、すべてのロールを自社で加工。生産設備を全面的に新しくし品質と生産能力が向上させ、短期納品を可能にしています。
アルミニウム合金溶体化処理や時効処理、真空熱処理、ステンレス溶体化処理など金属熱処理を専門にしている会社です。プログラムコントロールされた浸炭炉や光輝熱処理も可能にした真空炉、最大6m・重さ10トンまでの処理を可能にした焼鈍炉など設備も充実しています。
熱処理では、自動車や建設機械、電子機器、各種設備などで使われている様々な製品に対応。設備投資に力を入れており、オーステンパー炉を中心に各種アルミ合金熱処理炉、真空浸炭炉など完備。機械だけでなく職人の技術も大事にし、小ロット生産など細かい受注にも柔軟に対応しています。
昭和13年(1938年)に設立した鍛造業会社。航空宇宙産業や半導体製造装置、産業機械などで使う製品を鍛造しています 。金属熱処理では、鍛造から熱処理、機械加工、検査まで一貫体制。熱処理だけの依頼や、協力会社との連携による熱処理にも柔軟に対応しています。
特定の企業に属しない独立系の熱処理会社です。真空熱処理や浸炭・雰囲気熱処理、アルミ合金熱処理など幅広い熱処理に対応しており、特に精密さが必要となるロールスロイスや航空機部品なども請け負っています。また、地域密着型企業として、多品種小ロット生産にも対応しています。
一般製品から精密機械まで、様々な部品の熱処理に対応。マルクエンチ焼入れのための設備も導入し、硬くて割れにく、曲がりにくい熱処理加工を可能にしています。顧客第一主義を掲げ、三菱重工業やクボタ、日立建機など多数の企業認定を取得(※)しています。
半世紀以上の実績がある金属熱処理と精密放電加工の専門会社。多種多様な金属に詳しく、多品種・少量(単品)と対応しています。品質や精度にこだわり、品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9001」と「ISO14001」を取得しています。
アルミ合金鋳物と非鉄金属への、焼き入れ・焼き戻しを中心にする熱処理加工を提供。循環式の丸型・角型とあり、小型製品はもちろん、大型製品や長尺物にも対応しています。120〜550℃での熱処理で、温度を細かくコントロールする環境に優しい電気炉です。
化学工学による機械設備設計会社。アルミ軽合金熱処理設備やアルミ鋳造設備の附帯設備、洗浄設備など多数の製品を取り扱っています。また、加工ではアルミ軽合金のT5・T6熱処理設備と、各種ステンレスによる缶加工などに対応しています。
自動車や鉄道車両、電子機器、航空機部品などへの熱処理を24時間体制で対応。短期納品を可能にしています。熱処理は流気式電気炉でおこない、アルミ合金の溶体化をサイリスタPID制御でコントロールするなど、エネルギー消費量を抑えた環境に優しい熱処理です。
アルミニウムの各種鋳造や機械加工・組立を専門にしている会社。アルミニウム合金の熱処理では、T4・T5・T6・焼鈍などに対応しています。材料の装入・溶体化・焼入・焼戻・取出までの工程をオートメーション化。熱処理条件や小ロット生産など柔軟に応じています。
アルミだけでなく、特殊鋼や合金鋼、ステンレスなど多種多様な金属の熱処理に対応。一般熱処理や高周波・炎熱処理の有資格者が、金属の性質や用途に合わせた熱処理をおこないます。熱処理炉には電気炉、そして大型炉と5炉あり、単品小口から大型・大量ロットと柔軟に対応しています。
金属熱処理専門会社として、アルミから希土類磁性材料、各種鋼類と様々な製品への熱処理加工に対応。特にエンジンバルブコッタの処理実績は国内外と多くあります。また、自動車メーカーの指定工場としての実績も豊富。熱処理炉は24炉と保有し、メッシュベルト型を多く採用しています。
熱処理技能士が本社と金沢工場それぞれに在籍し、製品の形状や材質、品質に合わせた熱処理を提供しています。特に航空宇宙産業部品については、「JIS Q 9100」や「Nadcap(国際特殊工程認証プログラム)」の認証を取得するなど、その専門性が高いです。
多種多様な熱処理炉を保有し、金属熱処理技能の有資格者が熱処理作業から要求規格の検査までおこなっています。また、金属熱処理の総合メーカーとして、試作や加工相談にも対応しています。受け入れから出荷まで専用の管理システムで管理し、正確でスピーディーな納品です。
金属熱処理技能士をはじめ金属材料技能士や品質管理検定など多数の有資格者が在籍する、各種金属製品の熱処理加工や金属製品の塗装を専門にする会社です。熱処理後の工程も外注ネットワークで一括管理。管理コストや工程にかかる時間を効率的にカットします。
熱処理専門メーカーとして半世紀以上の実績と経験があり、いすゞ自動車やイーグルブルグマンジャパンなど多数の企業の認定を受けています。加熱炉だけでなく冷却処理槽、各種検査設備と完備。熱処理では、小ロットから大ロット、小型・大型と幅広く対応しています。
半世紀以上に渡る経験と実績から、幅広い熱処理相談に対応。社内には実験炉を設置し、事前にテストする事で確かな熱処理の提案を可能にしています。また、品質管理や品質保証の解析、熱処理に関しての課題研究など、専任の研究スタッフによる研究も積極的におこなっています。
アルミ軽合金の熱処理加工会社として創業し、自動車業界で使用する製品を中心に、熱処理加工サービスを提供しています。大手自動車メーカーや鉄鋼メーカーなどの認定工場にもなっており(※)、大小の溶体化炉で小ロットから大ロットまで幅広い対応を可能にしています。
アルミの熱処理では焼なましやT5・T6などの処理をおこなっています。大型の熱処理炉も複数炉所有することで大型製品の対応も可能にし、アルミホイールの歪取の自動化などオートメーション化を取り入れるなど、設備投資も積極的におこない、顧客のニーズに幅広く対応できるようにしています。
「鋼に魂を入れる」を掲げる、アルミ熱処理と鉄鋼熱処理を専門にする会社。顧客が求める製品を、希望する条件に沿った熱処理で提供。アルミ熱処理ではT4・T5・T6・T7などに対応しており、オートメーション化や独自機構を採用するなど、効率的な高品質な製品の提供を可能にしています。
1916年(大正5年)年に成田金五郎製陶所としてスタートした歴史のある会社です。「現代のニーズを追うのではなく、自分たちが創る」がモットー。溶体化処理や時効処理の用途で使用できるアルミ熱処理炉を取り扱っています。社内分析装置を保有して、安定した品質の製品を製造。自社一貫生産体制で設計から施工まで行っています。
昭和29年創業、昭和40年設立という歴史を有しており、大型のアルミ鋳物の製造を得意としています。歪み修正を目的とした熱処理では、スピードと精度を重要視しているとしています。大手企業との取引実績を多数有する一方で、個人の芸術家などからの依頼にも対応。2002年には、中国・通州市の鋳造メーカーとの合弁会社として南通宏安金属製造有限公司を設立しています。
1952年にルーツを持つ、歴史のある会社です。本社だけではなく、大口、犬山に工場を保有。すべての工場で32機の炉を保有しています(2023年10月13日時点)。「品質」・「納期」・「価格」にこだわり、時代のニーズに合わせたサービスを提供しています。多くの有名メーカーから認定・許可工場に指定されていることからも、クオリティの高さに定評があります。
金属の熱処理を主軸に事業を展開しており、特に浸炭焼入・調質を得意としている会社です。単品での生産から量産、複雑な形状のパーツ加工まで行い、小ロットでの納品や多品種の取り扱いなど、多様な要望にこたえています。アルミ熱処理についてはアルミ焼鈍炉によるアルミT4・T5・T6などの加工を行っています。ISO9001を取得済み。
マシニングセンタを用いたダイキャスト製品の機械加工や研磨機を用いた研磨仕上、ショットブラストマシンを用いたバリ取り表面処理などを得意としており、その上で、バッチ―ロ式電気炉を用いたT5の熱処理にも対応しています。
日本ファーネス株式会社は、創業以来70年以上に亘り積み重ねてきた実績とノウハウを駆使し、地球環境にも優しい燃焼設備や工業炉設備を世の中に送り続けています。地球環境の保護と産業界の発展に貢献し続けています。
アルミ製の部品製造において、金型製造から、鋳造、切削などの工程を一貫して請け負っており、T6処理も自社内に所有する19台の熱処理機で行っています。自動車やオートバイ、建設機器や医療機器、産業用ロボットなどの部品を手掛けています。
W4,500×H4,500×L15,000・最大積載量150tを誇る大型炉を含めた5台の炉を保有しています。1939年創業の長い歴史はもちろんですが、ASME・US-Safetyの国際規格やISO9001を取得するなど、歴史だけではなく時代のニーズ・価値観に合わせた環境を用意し、お客の要望に応えています。
タイに拠点を構え、4工場展開している会社です。様々なタイプの炉を所有しており、焼きならし、焼きなまし、焼き入れ、焼き戻し、高周波焼入れ、浸炭焼き入れ、浸炭窒化処理、サブゼロ処理、真空炉熱処理と幅広い熱処理に対応しています。ISO9001、ISO/TS16949:2009に加え、三菱重工や三菱マテリアルによる認定書も取得。高い技術と最先端の設備による高水準の品質を提供しています。
450~500℃の熱をビレットに加え、圧力を与えながらアルミ形材を製造。熱処理の段階でも正確さにこだわって処理を施し、質の高い製品を作り上げるために丁寧に作業を施します。
強く・軽く・低コストを目指し、質の高い鋳物を生み出し続けてきた会社です。高い技術力・厳格な管理体制をもとに、アルミグラビティ鋳造とダクタイル鋳鉄などの量産に対応しています。
石川県に本社と工場を構え、軽金属の鋳造・機械加工・海外輸出入業務・受託検査業務などを行っている会社です。熱処理炉には、ガスと電気を使用したハイブリッドタイプを使用。Nadcap認定も取得しており、お客様の要望に合わせて品質の高い熱処理を提供しています。
2023年3月16日時点、Googleで「アルミ熱処理会社」と検索し、全14ページ目までに公式HPが表示されている41社からアルミ熱処理に対応している会社を32社選定。そのうち、それぞれの目的に適した3社をご紹介します。
緊急の熱処理なら…
24h受付・T5即日対応可能
大型アルミの熱処理なら…
大量の熱処理なら…
※選定条件
2023年3月16日時点、Googleで「アルミ熱処理会社」と検索し、14P目までに公式HPが表示されており、HP上でアルミ熱処理に対応していることがわかる41社から32社を選定。そのうち、以下の理由から3社を選定しました。
アルミエース:T5は当日、T6は翌日対応が可能で、今回調べた企業のうち最も対応スピードが速い
光陽産業:保有している大型炉のサイズが3000W×2300H×6000Lと、今回調べた企業のうち最もサイズが大きい
南信熱錬工業:工場内にある炉の数が50基と、今回調べた企業のうち最も炉の数が多い