アルミニウム合金の6000系は、マグネシウムとシリコンが添加されている合金です。展伸材ではAl-Mg-Si系合金として熱処理型合金に分類されています。また、鋳物材ではAC4AとAC4CHになるんですよ。ここでは、6000系の特徴や用途をざっくりと紹介しています。
アルミニウム合金には様々な種類があり、何を作るかで使う種類が異なります。トップページでは、目的にピッタリなアルミの熱処理会社を紹介していまから、そちらもご覧になってくださいね。
アルミニウム合金の6000系は、マグネシウムの他にも数種類の合金元素が使われています。そのため、5000系と比べると強度面では上になります。熱処理型合金に分類され、圧延など冷間加工で強度を高めています。
強度だけでなく耐食性もあり、陽極酸化皮膜処理を施すことで無色透明の皮膜を形成することも可能。加工しやすいことから、5000系と同じくポピュラーな素材として扱われています。船舶車両用材やクレーン、建築用材、陸上構造物などを中心に使用されており、溶接に弱いといった特徴からボルトやナット、ビス、リベットなどの機械的な接合にも用いられています。
アルミ6000系にはマグネシウムの他、シリコン(Ci)、クロム(Cr)、銅(Cu)が含まれています。マグネシウムとシリコンだけの6063は、純アルミニウムの強度を高め、陽極酸化性に優れており、溶接性・押出加工性も良いといった特徴があります。そのため、押出形材に使われることが多く、建築用サッシやドアなどの内外装用などに用いられています。
さらに、6061は銅を加えることでより強度を向上させており、耐食性や溶接性も優れているといった特徴があります。その強度から、車両や船舶などの輸送構造材、光学機器などに使われています。
熱処理での対応実績が豊富なアルミエース株式会社では、当日や翌日などスピーディーな対応による納品を可能にしています。平日だけでなく土日祝と限らず24時間対応で、要望があれば夜間の納品や引取りも可能にしています。また、会社がある群馬県より遠方でも対応と、その範囲も広いです。1個などの少ロットから大ロットまでニーズに合わせた作業を提供しています。
2023年3月16日時点、Googleで「アルミ熱処理会社」と検索し、全14ページ目までに公式HPが表示されている41社からアルミ熱処理に対応している会社を32社選定。そのうち、それぞれの目的に適した3社をご紹介します。
緊急の熱処理なら…
24h受付・T5即日対応可能
大型アルミの熱処理なら…
大量の熱処理なら…
※選定条件
2023年3月16日時点、Googleで「アルミ熱処理会社」と検索し、14P目までに公式HPが表示されており、HP上でアルミ熱処理に対応していることがわかる41社から32社を選定。そのうち、以下の理由から3社を選定しました。
アルミエース:T5は当日、T6は翌日対応が可能で、今回調べた企業のうち最も対応スピードが速い
光陽産業:保有している大型炉のサイズが3000W×2300H×6000Lと、今回調べた企業のうち最もサイズが大きい
南信熱錬工業:工場内にある炉の数が50基と、今回調べた企業のうち最も炉の数が多い